2010/05/21

やさしさに包まれたなら

「なにが面白いんですか」と尋ねられることがあって、
その都度、「う~ん、どうでしょう?」と
終身名誉監督ばりに答えに窮しています。

今さらながらツィッターのこと。

見も知らぬ人の
「あ~眠い。会社行くのヤダ~」とか
「中野でマーボ面食べてます。うま過ぎ」とか
「汗だくで作業なう...切実に扇風機が欲しい!!!」
なんてつぶやきは面白くはないわけです、ボクにとって。

好きなあの娘のつぶやきならば、
速攻で反応しちゃったり・・・って、どこが? って、失礼!

でも、ま~、そういうことで、
面白くもないつぶやきを日に何百と受けとっているわけです。

これはですね、実にうっとうしくて厄介なんです。
たまりませんよ、困ったもんです。

当然のことながら、全部に目を通すことなんかしません。
ほとんどスルーです、実際。

ところがですね、スラ~っと流しているのに、
時々、ピクピクっとひっかかるものがあるんです。

確率でいうと、200つぶやき分の1ぐらいかしら?

でも、これがツイッターの魅力。
クチコミの力なのかな~と思う次第です。

こういうことです。

普天間移設問題に関するつぶやきが目にとまる。
「なるほど~」
 ↓
そのコメントは別の人のつぶやきを引用したもの。
引用元が気になり、つぶやきをたどる。
 ↓
すると、その人は千葉で農業をしているらしいとわかる。
「いろんな人がいるな~」
 ↓
ツイッターの自己紹介にブログがあったので、ついでにチェック。
「どんなことを書いているのかしら?」
 ↓
農業、健康、平和、自然環境、放射能、旅行、科学、沖縄、コスタリカ、アメリカ政治学・・・
「いろんなことを書いているな~」
 ↓
ちょこっと読む。
「この人、なにもんだろう?」 
 ↓
右サイドにライブコンサートの案内があった。
「あれ? うそ! どうして?」
 ↓
THE NEW FRONTIERS
「うん? ボクが高校のころに憧れていたバンドじゃないか!」
 ↓
どこかに置き忘れた遺失物が届けられたような気分。
「あなたは、もしや・・・」
 ↓
このブログの執筆者、実はそのバンドのメンバー森田玄氏だった。
「写真、当時と別人じゃないか~、って当たり前か」

と、ま~、そういうことで、
思いがけない掘り出し物を発見するのがツイッターの魅力かも、という話。

そのTHE NEW FRONTIERSのメンバーのひとり、瀬戸龍介氏が後に、
スタジオミュージシャンとなり、この名曲に彩りを添えています。

この演奏なしで、この曲の魅力はありません。
イントロ部分から軽快に奏でられる、弾けるようなギターのピッキング。

すばらしい!



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