2012/02/27

監督たちへのレクイエム

12月半ばに電話で呼び出され、
本人から末期ガンだと知らされた。

それから、わずか2カ月。
あっという間に逝ってしまった。

「ス〜ッと消えたいんだよね」
言っていたとおりになった。

享年56歳。

晩年、仕事のかたわら、少年野球の監督をしていた。

「技術なんてどうでもいい。野球の楽しさを伝えたいんだ」
そんな思いで子どもたちに接していた。

まるで祭壇からノックしているかのような光景。
「お願いしま〜す!」
たくさんの子どもたち、青年たちが葬儀に詰めかけた。


時を同じくして、草野球の監督が亡くなった。
ボクが主催する野球大会に参加していたチームの代表。

享年38歳。

「今年もよろしく」と言いつつ、逝ってしまった。
あまりの若さに言葉がない。


昔ミュージシャンだった少年野球の監督が愛した曲。
The Bandの「I Shall be Released」
レクイエムとして・・・贈りたい。



2012/02/15

いよいよ公開、待望の映画『3バカ大将』



1930〜40年代のコメディのリメイク版が公開される。
日本では60年代頃にテレビで放送してたもの。

「なんだ、その〜超〜古〜いの〜!」
って言うだろうな〜。

いやね、ホント古いんだよ、オリジナルの番組は。
なんたって、日本軍が真珠湾で攻めてくる話までコントになってるくらいだから。

でもね、笑っちゃうんだよな、今、観ても。

絶対に笑える。
これ保障する。

もう、幼いころは夢中になって観たもんだよ。

森永製菓が<3バカ大将キャラメル>ってのを売ってたくらいで、
当時の子どもたちの間でどれほどスゴい人気だったか。

アメリカで大リーグ観戦をしていると、イニングの合間に
ビジョンでこの3人の映像が流れることがあって、そんな時は観客が拍手喝采。
スタジアム中が大歓声に包まれるんだよ。

アメリカのテレビでは何度も何度も再放送されてるから、
世代を超えて今でも絶大に支持されてるんだよね。

ちなみに、そのへんのアメリカ人に声かけて、
「スリー・ステュージーズって知ってるか?」って聞いてごらん。
みんな一応に「ニヤッ」てするから。

しなかったら、そいつはなんちゃってアメリカ人。
怪しいぞ。
フロム・ハンガリーかもよ。

我が家には、アメリカで購入したビデオが20本ほどあるんだけど、
字幕のない英語版を、幼稚園の頃の息子が夢中になって観てたよ。

言葉の意味などわからないのに、
「キャッキャ、キャッキャ」と大笑いしてた。

おかげで現在、我が家で飼ってる犬の名はカーリー。
もちろん、メンバーのひとり、カーリーに因んで・・・

この映画は4月頃に劇場公開予定とか。

リメイク版に登場の3人はそっくりさんなんだけど、
よくぞここまで真似してくれたと、誉めてやりたい。

日本で公開するかどうかはわからんけど、機会があったらぜひとも観てちょ。

これこそがボクのルーツなんだから

↓ 1930年代の作品。カーリー、最高!


2012/02/14

ん~~~ん

子持ち

めでたいじゃありませんか。
赤西さんには心よりお祝いを申し上げる次第です。

実は草野球界隈も、ま、たいした界隈じゃないんですが、
ここ数年でずいぶんと子持ちの選手が増えました。

「最近ないのよ〜」
「そうだよな〜、久しぶりに試合やりて〜な〜」

「遅れてるだけかしら?」
「あいつ、よく間違えるんだよな、グランド」

「もし、できちゃったらどうすんのよ?」
「いいね〜。バッセンに行って練習しておこうかな〜」

「あんたね〜、頭の中には野球のことしかないわけ?」
「ええっ? 野球の話してたんじゃなかったの?」

ってなことで、気づいた時には手遅れ。

赤西くん同様、のっぴきならない状況になってしまい、がんじがらめ。
草野球からすっかり遠ざかってしまった選手は枚挙にいとまがありません。

あいつに、こいつに、そいつに、どいつ・・・
で、最近は篠ちゃん。

「子どものことが気になっちゃって・・・野球どころでは・・・」って、
おいおい、「ブルータス、おまえもか?」

いや、いや、この度はおめでとうございます。

それにしても、チームにとってはけっこう痛手なんですよね、オメデタ。
貴重な選手が抜けますからね〜。

メイサさんや赤西さんの事務所では、かなりお怒りとか?
わかります、わかります、お気持ち。

事後承諾はまずいんじゃないの。
やっぱりあらかじめ監督に報告しとかなくちゃ〜ね。

「監督〜、直球一本じゃ、やっぱり打たれますね〜」
「そうだな〜、今にしてみると、あの一発が効いたよな〜」[emoji:v-421]

2012/02/08

商売っ気を出しちゃおか

キーホルダー友人のデザイナーから、
こんなものがメールで送信されてきた。

キーホルダーのデザイン。

ダミーとして適当に作ってくれたもので、
あくまで好意で仕上げてくれた作品。

「こんなネームの入れ方はありえん」というツッコミはなし。

「ラングーン」時代のユニフォームにラミくんを配した一品。

「なんだか祭りの半纏みたいだな〜」
というツッコミもなし。

なんでも、知り合いにこの手のグッズを
作っている人がいるとかで、
「格安でオーダーできるから、ど〜お」という話だ。

こういうのは、広州の工場でさんざん見てきたから、
原価知ってるし、どうってことはないんだけど、
値段を聞いたら、ちょっといいかなという気がしてきた。
ここではあかせないんだけど、日本製の割にはかなり安い。

「商売になるかも」
そんな気にさせる値段だった。

商売と言えば、こんなのがあるんだけど、どうかな。
Tシャツ1Tシャツ2Tシャツ3

��年以上前にTシャツ販売のサイトにアップして、それっきり忘れていた3点。

デザインは適当。
実験的にアップしてみたのだけど、今のところ反応がない。
っていうか、誰も存在を知らないから無理もないな。

とりあえず、試しに、誰か、買ってくれない?
売れたらモチベーションが上がるんだけどな〜

人生相談4連発

大瀧

先週から今週にかけて立て続けに4人もの若者が訪ねてきた。
全員20歳代。

「遊びに行ってもいいですか?」
「いいよ~ん」
ってなことで4日連続でヤングマンらとランチ。

まさか、本気で遊びに来たわけでもなく、
こんな未熟なオイラの話を聞きたいってんだから、恐縮してしまう。

誰しも人生いろいろ悩み苦しむ時期があるわけで、
いやいや、生涯を通して悩み続けるのが本当だから、
オイラなんぞが偉そうなことなど言えるわけがない。

人生いろいろ。
正解なんてない。

「キミの悩みもいいけれど、ボクの悩みも聞いてくれない?」
そんな感じよ。

スポーツトレーナーを目指す大瀧くんには奢ってもらっちゃった。
いい歳して恥ずかしいのだけれど、大瀧くんの心意気と面子を立てて、
遠慮せず奢ってもらうことにした。
サイゼリヤだけど

2012/02/05

海外通販にチャレンジ

シカゴの帽子

「寒い 寒い って10回言ってみて」
「寒い 寒い 寒い 寒い 寒い 寒い 寒い 寒い 寒い 寒い 寒い」
「1回多くないか?」
「寒がりなんだよ」

ま、そんな中、チームはオープン戦が始まった模様で、
さらに、他チームからは助っ人の依頼などがあって、
もちろん、
ていねいにお断りしたわけだけど、
「世間の皆様は元気だな〜」とつくづく思ってる最中。

猫ひろし氏の走る姿をTV画面で眺めながら、
若き日々に2丁目で、
「あんたはタチなの、ネコなの、どっちなの?」と、
ヒロシママに必要に突っ込まれて、
危うく、
「ネ・・・」と言いかけたニガい思い出の日々が甦った日曜の昼下がり。

届きました、例のブツが。

早かったね〜。
オーダーしてから2週間弱。

船便なので、ソマリア沖で海賊に奪われたりしないかと
心配していたわけだけど、無事に到着。

今回のお代金は、しめて$59.85。
うち送料が$39.90。

要するに、帽子とヘルメットとリストバンドの合計は$19.95で、
3000円の送料で1500円の買い物をしたわけ。

バカバカしいような感じがするけど、それでも日本で買うより安い。
円高差益があるから、現状ではおすすめだね。

ま、オイラは金に糸目を付ける男ではないけれど、
日本で買う時の、なんとなく感じる「ぼったくられ感」。
あれが嫌なんだな。

「ふざけんなよ。しまいにや、TPPを支持しちゃうぞ」
そんな感じ。

しかし、値段のことはともかく、
品物が届くまでのワクワク感、箱を開ける時のドキドキ感。
たまんないね。
通販にはまる人って、ここらへんが中毒になるポイントなんだろうな。

ヘルメット

ヘルメットに付属のシールを貼り、
さらに内側に、マツキヨで買ったスポンジを両面テープで貼りつける作業をしている最中。

カンボジア移民、猫ひろし氏がゴールへ。
偉いね〜。
「男はチャレンジしなきゃ〜」

で、オイラはなんにチャレンジしてるんだ?
海外通販か

2012/02/02

これは新種のウィルスかしら?

Facebookやツイッター、ブログなどをやっていると、
「あ〜、読むんじゃなかった〜」ってことが時々あるんだよね。

危険を察知したら、すかさずスルーするのが最良の方法なんだけど、
ついつい反応してしまう、意志薄弱なボク。

昨日と今日、フェイスブックにこんな一文がアップされた。
ひとりではなく、ふたりもの友人にシェアされたので、
ついつい読むはめになってしまった。

しまった〜!

ちょっと長いけど、読んでみて。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飛行機
【人種差別・意訳 ENGLISH/JAPANESE】実際にあった話

��0代とおぼしき妙齢の白人女性が機内で席につくと
彼女は自分の隣が黒人男性であるという事に気がついた

周囲にもわかる程に激怒した彼女はアテンダントを呼んだ

アテンダントが「どうなさいましたか?」と訊くと

「分からないの?」とその白人女性は言った
「隣が黒人なのよ。彼の隣になんか座ってられないわ。席を替えて頂戴」

「お客様。落ち着いていただけますか」とアテンダント
「当便はあいにく満席でございますが
今一度、空席があるかどうか、私調べて参ります」

そう言って去ったアテンダントは、数分後に戻って来てこう言った
「お客様、先ほど申し上げましたように、
こちらのエコノミークラスは満席でございました。
ただ、機長に確認したところ
ファーストクラスには空席があるとのことでございます」

そして、女性客が何か言おうとする前に、アテンダントは次のように続けた

「ファーストクラスに席を替えるという事は通常行っておりませんしかしながら、或るお客様が不愉快なお客様の隣に座って道中を過ごさざるをえない、
という事は 当社にとって恥ずべき事となると判断いたしますので
当然事情は変わって参ります」

そして黒人男性に向かってアテンダントはこう言った
「ということで、お客様、もしおさしつかえなければ
お手荷物をまとめていただけませんでしょうか?
ファーストクラスのお席へご案内します」

近くの乗客が、歓声をあげるのを
その白人女性は呆然と眺めるだけであった
スタンディングオベーションを送る者もいた

【人種差別に反対の人はシェアしよう】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どうよ?

友人たちはこれに感動を覚えたようで、
また、他の人のコメントをたどってみると、賞賛の嵐なんだよね。

あれ、チミもこの文章に感動した?
あちゃ〜!
ゴメンね。
ボクはちょっとひねくれているから〜

これがただのアメリカンジョークなら
笑い飛ばしたんだけど、文頭に「実際にあった話」とあり、
最後に【人種差別に反対の人はシェアしよう】との呼びかけ。

最初からイヤーな予感がしたんだけど、最後にぶち切れちゃった

こりゃどう読んでも100%フィクションだよね。
そう思わない?

しかし、これを事実として拡散させる意図はどこにあるのだろう。
不思議なんだよね、まったく。

これは新種のウィルスかね?

反差別とうたいながら、あからさまに逆差別してるもんね〜。

なぜ100%フィクションと言い切っちゃうかと言うとね、
以下の点がまったく見えないからなのよ。

��素朴な質問>
まず、出展がわからない。
執筆したのはどこの誰なんだろう?
英語で執筆したからって、母国語が英語とは限らないからね〜

人種は? 国籍は?

で、執筆者は機内ではどこらあたりの席にいたのだろう?
かなり近くにいないと、こんな細かなディテールは聞き取れないからね〜。

次にこれはいつの時代の話だろう?
1950年代のアラバマのバスの中ならあったかもね〜。
アパルトヘイト廃止前の南アフリカでの話?
あり得ないか、初めから分離政策だから・・・

白人女性。
��0代とおぼしき妙齢の白人女性とは、どこの国の人だろう?
白人だからと言ってアメリカ人とは限らないからね。
ボクはアメリカで妙齢な白人女性に出会ったことがないので、すいません。

黒人男性。
その黒人は英語を解さなかったのだろうか? 
耳が聞こえない障害を持っていたのだろうか?
それともiPodで音楽かなんか聴くのに夢中で、
白人女性の反応に気付かなかったのだろうか?

普通は黙っちゃいないよ、黒人。
スゴミのあるおばちゃんと気弱な黒人青年って感じかしら。
妙齢な黒人男性だったのかしら?

アテンダント。
航空会社のシステムに詳しくないんだけど、
座席の有無ってを機長に確認するものなのかしら?
で、「ファーストクラスには空席があるとのことでございます」ってことは、
現場のアテンダントは座席の状況は把握していないものなの?

でね、ここがすごいんだけど、
「お客様が不愉快なお客様の隣に座って道中を過ごさざるをえない、
という事は 当社にとって恥ずべき事」って言っちゃう航空会社はどこ?
すばらしい。
ぜひとも搭乗してみたい。
不愉快なお客様の隣に座ったことなら何度もあるからね。

近くの乗客。
それまで傍観していて最後に歓声をあげた乗客って、どこの国の方々だったのだろう?
日本人ツアー客? 
最近なら中国人ツアー客かな?
でも言葉がわからないから違うか。
アメリカの国内線ではなさそうだね。
そんな振る舞いしたら、白人女性は袋だたきにあうもんね。

スタンディングオベーションを送った人もいたらしいけど、
でも、座席でやるのは狭過ぎないか?
そもそもスタンディングオベーションする元気があるなら、
黙ってみてないで最初に注意しろよ、席変わってやれよ、とボクは思うけど、違う?

最後に写真。
これって本物の現場写真ですか?
執筆者は、ことの顛末を傍観していただけなのに、写真だけは撮ったんだ?
それとも、自分の一文を飾るためにイメージ写真を添えたの?

ま、だいたいそんなところ。

うっかり読んでしまい、また、こんなことを長々と書いているオイラ、という
情けない図なんだけど、誰か、疑問に答えてくれないかな〜。

そういや、白人と黒人の部分を他の人種とか、国籍、民族に置き換えると、
世界共通の普遍的なジョークになるね。

��0代とおぼしき妙齢の栃木県人の女性が機内で席につくと
彼女は自分の隣が茨城県人の男性であるという事に気がついた。

あはは。
��字工事のネタだな。

Facebookでシェアしてくれた友人たちへ、心を込めて、

ごめんね、ごめんね〜[emoji:v-421][emoji:v-436]