2012/02/27

監督たちへのレクイエム

12月半ばに電話で呼び出され、
本人から末期ガンだと知らされた。

それから、わずか2カ月。
あっという間に逝ってしまった。

「ス〜ッと消えたいんだよね」
言っていたとおりになった。

享年56歳。

晩年、仕事のかたわら、少年野球の監督をしていた。

「技術なんてどうでもいい。野球の楽しさを伝えたいんだ」
そんな思いで子どもたちに接していた。

まるで祭壇からノックしているかのような光景。
「お願いしま〜す!」
たくさんの子どもたち、青年たちが葬儀に詰めかけた。


時を同じくして、草野球の監督が亡くなった。
ボクが主催する野球大会に参加していたチームの代表。

享年38歳。

「今年もよろしく」と言いつつ、逝ってしまった。
あまりの若さに言葉がない。


昔ミュージシャンだった少年野球の監督が愛した曲。
The Bandの「I Shall be Released」
レクイエムとして・・・贈りたい。



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