親が亡くなって降りかかる遺品整理。
目をつぶって捨ててしまえれば楽なもんだが、 そう簡単にいかないのがアルバムだ。
親の若い頃の写真はともかく、どこの誰だかわからない人々の写真もペタペタと貼られ、それが変色し分厚いアルバムとなって何冊も残されている。
仕方ない。
恩返しだ。
昭和を生きた親のアルバムはなんとかしよう。
しかし令和のデジタル時代の自分の遺品。
レコード、CD、本、ビデオテープ…
そのまま子孫へ残すのは心苦しい。
ということで、取り急ぎアルバム整理。
紙のプリントをスキャンしてデジタルデータに変換。
現物はゴミ箱へ。
名残り惜しいが、そう思うのは自分だけ。
今後はPCかスマホで眺めればいいやと結局は未練がましい。
ま、そのデータもいずれはゴミになるんだろうが、プラスチックよりはましだろう。