2009/04/30

名選手、名監督ならずやだな

江川卓氏の投球術に関した本を読んだ。

これほどひっかかりのない本も珍しい。

どんなでも一冊の中で少なくとも1カ所ぐらいは
参考になる部分があるのだが、なかった。

変化球はただ曲がればいいという訳ではない」と、
一瞬なるほどと思わせられるのだが、

「同じフォークでも、150キロのストレートの後に投げる130キロのフォークと、130キロのストレートの後に投げるフォークでは、前者のほうが圧倒的に空振りを取りやすい」

とくる。

あの~、すいません!
ストレートでさえ100キロ出ないこの身に、
いったいどうしろと?

2009/04/28

ファイナルアンサー?

83559d36.jpg『スラムドッグミリオネア』を観てきた。
クイズ番組「クイズミリオネア」をモチーフにした映画だ。

舞台はインドのムンバイ。

そもそもインドでの「ミリオネア」と
日本人での「ミリオネア」。
その差たるや。

映画の中で描かれるインドの貧困。
いや、現実

その貧困のあまりな過酷さに、
映画は絵も言われぬ緊張感をともなって展開する。

正解するか否か。
壮絶な生い立ちのスラム出身の青年が、
最後の1問に挑む。

「ファイナルアンサー?」
「ファイナルアンサー!」

国をあげて息を飲む瞬間。
WBCのイチローの最終打席どころではない。

日本では番組開始当初は一般人が出演していたが、
いつしか著名人が対象になった。

そもそも登場する著名人のギャラの方が多いのではと思わせる中で、これまた高額所得者のみの氏が「ファイナルアンサー?」と問うたところで、残念ながら手に汗をにぎることはない。

番組の「作り方」うんぬんではなく、
日本における「クイズミリオネア」の限界
豊かな国ですから。

ちなみに、日本の「クイズミリオネア」は
友人のマツオちゃんが制作していた番組。

さて、映画の中で、最後のアンサーは
果たして・・・

2009/04/26

ですから~、わたくしはハーフです

週末4試合の予定がすべてでドロー。

晴耕雨読

読んだ本は2冊。
メジャーリーガーの投球術に関したものと、
日米で審判経験のある人のルール解説。

まずは前著で気に入った話。

1968年以降、メジャーではマウンドの高さを
15インチから10インチに低くしたそう。
なぜか?
「投高打低」による野球人気の低迷を危惧したため。
そう!
投手にとってマウンドが高いほど有利
低いほど不利ということを
メジャーリーグも認めているのだ。

我がを得たり。
マウンドのない大宮健保で
ボクの調子があがらない理由の
お墨付きをもらった感じ。

続いて後著で知った納得のルール。

ハンカチ王子はルール違反だそうだ。
つまり投手は、いかなる異物も
身につけてはならないというルールがあり、
ハンカチになにか細工している可能性も
否定できないから。

なるほど~!
ボクならハンカチに塩コショー振っておくね。
あまり意味ないけど、なんかおいしそう。

さて、ここで国籍チェ~ック!

試合序盤でノーアウト1・3塁。
打球が3塁に転がりました。
さてあなたが3塁手ならどこへ投げる?

1. ホームへ送球
2. セカンドへ送球

シンプルな質問でしょ。
要するに失点を防ぎにいくか、1点を与えても
ダブルプレーでアウトカウントを増やすか。

中村ノリはホームへ投げて批判されました。

っということで、おわかりですね。
もちろん正解はないのですが、
日米の、試合の組み立て方の違いです。

もしボクが3塁手だったらセカンドへ送球するな。
でも投手だったら、バックホームして欲しいと思うかも。

守備につけばアメリカ人、マウンドに立てば日本人

あら~、今、気がついたよ。

おいら、ハーフじゃん!

2009/04/24

裸は気持ちいいよね!

「俺の学校に栄治っていうバカがいるんだけどさ~、
選ばれたんだよ~、黛ジュンの相手役に」

先輩が憤慨した顔でまくし立てた。
中学生時代の話。

当時、黛ジュンはミニスカートで歌いまくる、
今で言うセクシーアイドル歌手。

その黛ジュンの主演映画の相手役に選ばれたのが
先輩の同級生、栄治。

「栄治さ~、紹介文に剣道2段とか書いてあんの。
あいつが剣道やってるとこなんて見たことないよ」

「へ~、でもすごいね~。いいな~」
単純にうらやましがっていた当時のボク。

「その人、どんな人なんですか?」
「バカ、バカ、ただのバカ
 あのバカがさ~、信じられないよ~」

先輩は一晩中、ボヤきまくったのだった。

その栄治。
本名鈴木栄治、青春スピリットいっぱいの
千葉県知事の森田健作氏。

先輩の憤りをすり込まれて以来
ボクは一環して栄治こと森田健作氏を
疑い続けてきたのである。

それが今、公職選挙法違反の疑いの中で、
「おれは男だ!」と言っているのか、いないのか・・・

さて、そんな栄治に比べて、まったく怪しくなくて、
むしろ素直でわかりやすいのが

酒を飲んでになって何が悪いのかとボクは思う。
午前3時の公園で誰か被害にあったのか?

裸がワイセツなら、人類みな罪人だ。

世間にはずる賢いのやら、悪党がいっぱいいる。
酔っぱらって公園で裸になったぐらい、なんだ!
「おれは男だ!」

今回改めて、ボクは剛がとても好きになりました。
剛くん、ボクはキミを見直したよ~。

次回の新曲の題名は
『ポロリ』に決まり、だね

2009/04/23

家族もつらいかも・・・

「この間、ヤバかったよ~」
「どうしたの?」

友人から聞いた

WBCの壮行試合。
代表チーム対西武ライオンズの一戦。

2月28日、西武ドーム。

西 002010040 7
日 000100001 2

覚えてますか?

先発の岩隈投手は3回に2ランを浴び、
2番手のダルビッシュ投手も加点され、
8回から登板の小松投手は4安打3四死球4失点と、
代表チームの前途多難を思わせた一戦です。

なぜか、招待席の真ん中に陣取って
観戦していたボクの友人。

選手の家族や関係者などに占められた
招待席であるにも関わらず、
ヤジを飛ばしまくっていた。

この男、筋金入りの西武ファン。
代表を応援すべき招待席であるにも関わらず、
必死に西武ライオンズを応援し、
代表チームをヤジること、ヤジること。

それでも中盤戦にいたるまでは、
そのヤジの面白さでおおいにウケまくり、
周囲は笑いが絶えなかったそうだ。

で、8回。

昨年、ひいきの西武がさんざん痛い目
あわされてきた小松投手が登場。

打たれる小松投手にヤジの荒しとなった。

さんざん悪態をついたあげく、とうとう仕舞いには
「おまえなんか岸と変われ~!」のひと声。

その瞬間、前の席に座っていた母子の
ちいさな男の子が母親の腕にすがり
ワッと泣き出したそう。

<・・・

「え~っ! それって・・・」
「そうなんだよ~、小松の家族」

「うわ~、ひどいね、それ~!」
「アハハ、でも隣にいた内川の家族にはうけてたよ~」
だって。

ご無礼を働いた友人になりかわり、小松投手のブログのリンクでご容赦を。

2009/04/22

20より40

カメラマンの魚返氏と昼食。

最近の作品を見せてもらった。
街角で声をかけた女性20~30人の写真。

ほとんどの子がおそらく20代の前半だろう。

最近はどんな子も撮影に応じてくれるそうで、
長年磨いたナンパの腕は不動のようだ。

でも、20代の子に氏が燃えてるわけではなく、
本人のストライクゾーンは40歳代

ところが40代の女性にをかけると
怖がられて、ほとんど断られるってんだから面白い。

「どうして私がモデルに?」ってことで警戒されるらしい。
自信のある20代、ちょっと自信を失いかけている40代。
微妙なお年頃なんだよね、たぶん。

「じゃ、死刑判決を受けた林さんなんか好みじゃない?」
「いや~、いいね~。執行される前になんとかなんないかな~」

どうも困ったもんだ。

2009/04/19

見送り3連発

成田成田空港へ見送りに行ってきた。

シアトルに帰る人。
シドニーに帰る人。
ストックホルムに帰る人。

偶然にも同じ日に3人も。
みんな日本人で、みんな国際結婚で、みんな現地在住。

今日はまさに「おくりびと」の1日だった。

ボクも送られる側にまわりたいな~。
もちろんあの世ではなく・・・

メジャーよ

2009/04/18

マイ故障者リスト

なんとなく感じる肩の違和感
ヤバい、ヤバい。

こういう日はおとなしくしていることも大事。
もう無理の効く年齢ではないからね~と、
自らを故障者リストに入れて休養することに。

最近わかってきたのは、
が投げたがっている時と、
投げたがってない時があること。

はいつだって投げたがっているのに、
体がそれを制止する。

投げたい気持ちをぐっとおさえる。
これ!

以前ならの指令を無視して、
気持ち先行で投げていた。
で、そこそこ投げられたりしたもんだから・・・

そんなわけで今日は先発の指令を辞退することに。
これが以前はできなかったんだよね。

成長したのか? 後退したのか?

石神井公園で対VITES戦。

VITESは投打ともにバランスのとれたチーム。
どの選手もの入ったスイングで、
ちょっと参考にしたいところ。

V 021000 3
VI 01360X 10


大敗を喫し、チームには申し訳なかったけど。
肩は休めたし、バッティングに少し光明が得られ、
自己満足の価値ある試合でした。

2009/04/17

選手を生かすのはソース次第

コロッケ最近気になるのが「はなまるうどん」のコロッケだ。

ボクは子供のころから、コロッケが好きで、オランダからクロケットとして伝来した時からのファン。

ずっと応援してきたのだ。

そのコロッケがチーム「はなまるうどん」では
不当な扱いを受けている。

コロッケを食べる際にかけるソース。
これがウスターなのだ、ウスター。

コロッケにウスターソース。
こんな扱いが許されていいのか?

いい選手なのに、まるで期待されていないというか、
4番を打つ力があるのに9番を打たされているような、
これじゃ~コロッケは腐るよ。
モチベーションはあがらず、いい成績は残せない。

コロッケ選手を生かすにはトンカツソースの起用。
これだ!

2009/04/12

クルマの後輪が・・・

今日は大宮健保で草魂1回戦。

対戦相手はEXPARTS。

先発するも強豪打線に打ち込まれ早々にKO

E 302022 9
V 001000 1


打たれた理由は明確。
こういう日もあるさと切り替えるしかないね。

試合後、自分の投球の動画を久しぶりに見た。
シンちゃんが購入したてのデジカメで、
撮ってくれていたものだ。

自分で言うのもなんだが、投球フォームは悪くない。

これなら安心。
体調を整えれば、また復活するに違いない、と
自分に言い聞かせた次第です

第1試合では不完全燃焼
欲求不満で爆発寸前のメンバーをなだめ、
グランドを奔走し、対戦相手を物色し、第2試合を設定。

富士通のチームをナンパして試合成立。

昔のチームメイトに富士通の社員がいたので、
そのことを聞いてみたが知らなかった。

「知らないかな~、水口君。もう禿げてるかも・・・」

試合は親善ということで楽しめた。

富 10300 4
V 20310 6


途中、ODAちゃんと家族連れのM谷氏が早退。

赤いマーチの後ろ座席にM谷氏一家が鎮座。
まるでおかかえ運転手のようなODAちゃん。

走り去るODA号の前輪が、後部の重みに耐えかね、
浮き上がっていたことは言うまでもない。

2009/04/11

視界を広くする捕手

大瀬公園で、対ルーマナス。

強豪だ。

強豪なのだが、先発投手の調子が今イチで、
点のとりあいとなる。

巡り合わせで審判を何度かやることに・・・
意外なことを発見。

いつになくボールが見やすいのだ。

ルーマナスの捕手の姿勢が低い分、視界が広くなり
ボールが見やすいのだ。

見やすいということは判定がしやすいということだね。

あくまで審判の立場としての見やすさだから、
投球にどんな影響があるかわからないけど、
すくなくともジャッジが安定するのでは、と思う。

審判にやさしい捕手の姿勢ってのも武器になるかも。

岩槻の連盟では捕手が意図的にグローブを動かしたら、
今年から罰則が適用されるそうだ。

「なるほど」とは思うけど、
なにも罰則を設けなくともいいんじゃないの?
連盟の審判、権威好きだからね~。

ボクは権威が嫌いだから、連盟の審判とは仲良くなれないの。

ル 20316 12
V 40030 7


2009/04/04

尊敬されてるって、どういうこと?

サインボール秋が瀬公園第2-5面。

ここは懐かしい思い出のグランド。
ノーヒットノーランをやったところだ。

あれから6年
いろいろあったね~。

ボクもすっかり堅気になってしまい、
「しまいにゃ発射するぞ!」と
草野球界のテポドンを呼ばれて、
ヤングギャルたちから恐れられていた時代が
遥か遠い昔になってしまった。

今じゃ、「近くに落とすぞ、内角低めに」
なんて言うのがせいぜいだね。

今日対戦したチームの若手選手たちが
ボクのことを尊敬してるんだって。

「おお、どうして?」と聞いたら、
あんなに遅いボールでピッチャーやってることに、
だって。

なんだか、喜んでいいのか。
まあ、褒めていただけるのは光栄ですが・・・

対幸魂オーシャンズ。

V 2030200 7
幸 0000100 1


勝利投手は肩痛から復活のエコー岡本。

V-コングラッチレイション!

※写真はノーヒットノーランを達成したウィニングボールに、当時のチームメイトが寄せ書きしてくれたもの。20名ほどの懐かしい名前が記されている

2009/04/03

ネットの時代なんだね

プロ野球の開幕。

WBCの余勢で、
球場レベルではどこも盛り上がっていたね。

どのチームにも顔の利く選手が出てきたし、
プロっぽい選手が増えたような気がする。

メジャー組の影響かしら、
選手が全体に大人っぽくなってきたかも。

人気回復のせっかくの機会に、
テレビでは巨人vs広島。

相変わらずだ。

ネットの動画配信で
岩隈とダルビッシュの投げ合いを見た。

いい試合だった。
なにがいいかって、この二人のエースの投げ合いに、
周囲の選手のモチベーションもあがっていたこと。

そりゃ、張り切るよね。

一流選手をバックに投げたいってのはあるけど、
一流投手のバックで守りたいってのもあるね。

エース同士の対決は野手も燃えるよね。

2009/04/02

あなたの野球観は?

最近の試合でのシーン。
最終回、7回裏
2-4で負けている場面での攻撃。
すでに2死ながら、四球で出たマツモト選手が3塁。

ここからのプレーは最も団体競技としての
プレーが要求される場面。
連携(つながり)なくして逆転は果たせないところ。

まず、コイズミ選手。
死球
相手投手の失投とは言え、この出塁は大きな価値。

続く、マツタニ選手。
微妙なコースを突くカーブを見切って四球
ホームランバッターがよくぞ我慢の、これまたビッグプレー。

よしよし、「」になっているぞ。

2死満塁。
で、チャンスに強いオカモト選手登場。
巧みなカットをからめ、カウント2-3から四球をゲット。
押し出しをもぎとった、超ナイスプレー。

3-4の1点差となり、なおも2死満塁。
この回からマウンドにあがったリリーフ投手は
強風の影響か、すでに4四死球

さて、ここで問題です。
もしあたなが次の打者だったら作戦は?

1. じっくりボールを見て、あわよくば四球を狙う
2. ベース寄りに立ち、小さく構えて、絶対に四球をとる
3. 自分のスキな球を積極的に打っていく
4. 前の打者が四球なんだから、どんな球でも初球から打つ
5. なにも考えず、無心で打席に立つ

スポーツですから、正解不正解もありません。
セオリーはあっても、奇襲も戦略のうち。
結果オーライで讃えられるのが草野球ですからね。

この答えが、あなたの野球観ではないかしら?

ボクが選ぶなら・・・・〓番だな~。
あなたは?

試合結果は・・・
V-revolutionの誰かに聞いてちょ!