『スラムドッグミリオネア』を観てきた。
クイズ番組「クイズミリオネア」をモチーフにした映画だ。
舞台はインドのムンバイ。
そもそもインドでの「ミリオネア」と
日本人での「ミリオネア」。
その差たるや。
映画の中で描かれるインドの貧困。
いや、現実。
その貧困のあまりな過酷さに、
映画は絵も言われぬ緊張感をともなって展開する。
正解するか否か。
壮絶な生い立ちのスラム出身の青年が、
最後の1問に挑む。
「ファイナルアンサー?」
「ファイナルアンサー!」
国をあげて息を飲む瞬間。
WBCのイチローの最終打席どころではない。
日本では番組開始当初は一般人が出演していたが、
いつしか著名人が対象になった。
そもそも登場する著名人のギャラの方が多いのではと思わせる中で、これまた高額所得者のみの氏が「ファイナルアンサー?」と問うたところで、残念ながら手に汗をにぎることはない。
番組の「作り方」うんぬんではなく、
日本における「クイズミリオネア」の限界。
豊かな国ですから。
ちなみに、日本の「クイズミリオネア」は
友人のマツオちゃんが制作していた番組。
さて、映画の中で、最後のアンサーは
果たして・・・
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