ユーヤさんに続いてショーケン。
となると、次はあの方かな、なんて想像してしまう、今日このごろ。いかん、いかん。
それだけ時代の節目に来てるんだね。
まあ元号が変わるんだから言わずもがなではあるけど…
先週から今週、来週とかけて請け負った仕事をこなさなければならず、なので、YouTubeの連載は一瞬だけお休み。
4月中旬から再会します。
ところでショーケンのこと。
絶頂期のころの彼の趣味。
朝の通勤の満員電車に乗ることだと友人のTVプロデューサーMくんにこっそり聞いた。
サラリーマンスーツを着て、地味なネクタイをし、黒縁のメガネをかけ、仕事カバンを持ち、つり革につかまる。
一見、どう見ても真面目なサラリーマン風。
なのだが、座席に座って本を呼んでいたOL が顔を上げて、一瞬ハッとした表情をする。
似てる。でもまさか〜。
つり革の隣のサラリーマンも揺れたふりをしながら横目でチラチラ見始める。
いやいや、まさか、ウソだろ。
斜め前に座っていた女子学生は数駅にわたってじっと見つめいたが、新宿駅に到着する刹那、勇気を振りぼって聞いてきた。
「ショ、ショーケンさんですか?」
「は〜っ? いえ、ち、ち、ちがいます」
首をかしげる女子学生。
急ぎ足でその場を去るショーケン。
「俺を見て首をかしげる連中の顔がおかしくてさ…」
腹を抱えて笑ってしまった。
その場にいたかった〜。
最初にナマでショーケンを観たのは日劇のウエスタンカーニバル。
ボクは高校1年生だった。関係者からもらったチケットのおかげで、青臭い男子高校生3人が最前列の真ん中に座った。
客席は全員が女の子だ。
後ろから女子の胸が頭を押してきた。
別の意味で気分が高揚した。
暗闇にスポットライトが灯された瞬間、女子全員が総立ちでステージに殺到してきた。
2つのマラカスを片手にショーケンがマイクに向かってダッシュしてきた。
勢い余って前のめりになり、僕たち3人に気づいた。
ニヤリと笑って歌いだした。
♪神様〜! お願いだ〜!♪
ホントにかっこよかったな〜。