2006/11/30

口惜しいから?

数年前、うちの近所のタイ焼き屋の親父が1億円を当てて、店を閉じて2週間寝込んでしまったことがある。

当人は秘密にしていたつもりだったんだが、
はすぐに広まってしまった。
噂の出元は銀行ってんだから、困ったもんだ。

そのタイ焼き屋、今では何ごともなかったかのように、
相変わらず律儀に黙々とタイ焼きを売っている。
1個120円。
そんなことを知ってか知らずか、
店の前には行列がいつもできている。

ボクは時々タイ焼きが食べたくなるのだが、
その店では絶対に買わないことにしている。

その店のタイ焼きのうまさは知っているんだけど、
こいつ1億円もっているな~と思うと、
なんとなく買う気が失せるんだよね。

これって理屈じゃないの。
なんかその親父に120円を渡す気になれないんだよな~。

のど元まで出かかっているの、台詞が。
「てめ~、少しはおまけしろ~!

2006/11/28

370人って言うけどさ・・・

今年370人が億万長者になるらしい。
年末ジャンボ宝くじの宣伝文句。
自分はそのうちの一人になれると思う?

そもそもあらゆる賭け事のなかで、
もっとも当たる確率が低くて、胴元が寺銭を稼ぐのが宝くじ。

1枚の宝くじが当たる確率は250万分の1
この250万分の1って数字、1年間に交通事故で死ぬ確率の200倍以上。
どちらかに賭けるなら、自分が交通事故で死ぬ方を選んだほうが当たる確率が高いってこと。

さらに、胴元が寺銭をあらかじめ持って行ってしまうパーセント。
 宝くじ:約54% 競馬:約25% パチンコ:約3%

年間7700億円もの売り上げがあるのに、その46%ぐらいしか当選金にまわさないんだから、すごい。
拍手したいくらい。
こんなに中抜きしている寺銭の使い道が広告宣伝の費用だったりするから、ほとんど霊感商法だね。
「次はあなたかも」だって。

そこへいくと丁半博打は健全だね。
負ければゼロ、勝てば倍。
シンプルで嘘がない。

これを取り締まっているんだから、国もサギ集団の仲間みたい。
自分は夢を見ているだけだなんて健全な庶民を気取っていると、いいように利用されるから気をつけようね。

でも宝くじって楽しいのかな?
こんなに面白いギャンブルは他にないよって言うのなら仕方ないけど・・・

2006/11/26

ラストゲームはあなたと・・・

どんなことでもいつかは終わりがあるわけで、と
タイトル帯の部分に書いているけど、
この<終わり>を潔く受け入れられるかどうかが、
男の度量、女の器量を決定するような気がする。

土曜の晩に、チームメイトのHくんと飲みに行った。
<一生結婚できそうもない>と悩むHくん。

そこそこに見た目もいい男で心優しい男であり、
かつ本人的には、女性とはまじめに交際し、
本気で結婚の意思を伝えているようなのだが、
女性からはまったく相手にされないらしい。

「一緒に暮らそうよ」なんて言ってみても、
「無理!無理!」のひと声で決着してしまうんだとか。

友人としてほっておけないので原因を探ってみた。
答えはすぐに判明した。

このHくん、別れた女性たちとその後も、
友達という関係でつながっているんだとか。

元カノから時々電話がかかってきたり、かけたり、
最近では留守中に元カノが自分の家に来て、
飼っている猫と遊んでいったりするらしい。

「部屋の鍵、もってるわけ? 元カノ」
「そうそう!」

さらには、元カノ同士を会わせたりもするらしい。
「ね~、●●さんと会ったりしてるんじゃない?」と最近の彼女。
「うん、会うよ、たまにね。おまえも会う? いいやつだよ」
てな感じらしい。

<別れたんじゃないの?>
<どうしてまた会っているの?>
彼女でもないボクが問いつめると、
「いや、別になにもないよ、友達だから」と力説する。

なにかがあろうがなかろうが、ボクに言わせたら、
再会すること事態がもってのほか。

ボクだってそんな感じで生きられたらいいなと思うけど、
現実の厳しさ、特に女性のそれは甘くないからね~。
きちんと終わらせるってことも必要なんじゃないの。

そんなことをあ~だこ~だと話しているところへ、
あろうことか偶然にもHくんの元カノが出現。

「あら~久しぶり~、あんた何してんのよ~?」だって。
Hくん、おでこつつかれながら、
「えへへ、この人、野球の友達なんだ~」だって。

大丈夫かな~、まったく!

2006/11/25

ず~っとライト

ラングーン最終戦に参加。
舎人公園で対TeamK。
ダブル。

本日のボクチンは2試合ともライト。
舎人のDOGさらに、相手チームが人数不足のため、ライトの守備を貸すことになり、で、そのままベンチに戻らずライト。

随分守ったぞ、ライト。
18イニング。

第1試合は太陽がまぶしくてサングラスをかけて、
第2試合は寒くなったのでアンダーシャツを重ね着して。

今年、ライトを守るのは初めてだったけど、すっかり慣れてしまった、ライト。

来年からはライトで身を立てようかな。

2006/11/18

ひと皮むけました

日中の気温が10度を下回り、
いよいよ本格的な野球シーズン到来って感じだね。

こういう時期にこそ思いっきり野球に励むのが、
<野球人>としての正しいあり方ではないだろうか。
ボクは<野球人>じゃないけど。

日本ハムのファン感謝デーも終え、
すっかりシーズンオフの気分でいたら、
ワルダースに助っ人を頼まれた。

元々メンバーだから助っ人ってのもヘンだけど、
1試合2000円の参加費が免除になって、この日は助っ人扱い。

ボクを含め、助っ人は4人。
神宮外苑ケヤキ。対ガッツマンズ。

最終回に1イニングだけ投げさせてもらった。
ワルダースでは初登板
過去に1度も投げさせてもらったことがないから、
助っ人で優遇されて参加するのも悪くないかも。

せっかくのチャンスだと思ってサイドスローをテストしてみた。
打者4人に1安打、2奪三振。

ど~よ? えっ?
「なにが?」って、2奪三振がよ。

今まで1試合に三振1個か2個しかとれなかったアチキがだよ。
1イニングに2奪三振だよ。
あのまま投げ続けたら10個以上はとったね、三振。

これを大変身と言わずになんと言うの
<ひと皮むけたね>って言ってもらってもいいけど。

♪むけた~、むけた~、おまえを道連れに~、ってか。

2006/11/17

ボソックス

松坂、いいよな~。

金の話じゃないよ。
ボストンに住むってことが。
落ち着きのある静かな大人の街だからね。

レッドソックス、いわゆるボソックス。
ライバルはヤンキース。

これはレッドソックス対ヤンキースというよりも、
ボストン対ニューヨークってことなんだよね、町対決。

ま~、日本で言えば、青森対秋田みたいなもんかな。
いや、ホント。
この両県、実は意外にライバル心を燃やしてたりするみたい。
「うちの方がファッショナブルだ~」みたいな。
この話は、青森の人からも秋田の人からも聞いた事があるから信憑性が高いと思うよ。

松戸対柏ってのもあるな。
ないか。

ボストンの松坂、ニューヨークの松井。
なんかなじめないな~。

2006/11/12

まだやってるの?

友人O君の個展を見に京橋へ行ってきた。

都立高校の2年後輩にあたるその友人は、
大学を卒業後、東京から長野県野辺山に居を移し、
木工制作で身を立ててきた。

東京で初めて開いた個展とかで、
とても売る気を感じさせない会場と展示。
木の香漂うほのぼのとした雰囲気のなかで談笑するのみ。
欲がないのはもともとか。

O君はボクが作っていたチーム<SNOOPY>の選手。
高校時代に柔道部員だった彼のパワーと雰囲気を生かして、
役割は4番で捕手

当たれば飛ぶ。当たりさえすれば・・・
そんな選手だった。

会場には細君のRもいた。
Rとも久方ぶりの対面。
O君の応援によくグランドに来ていたっけ。
当時は可愛かった
まるでアイドルスターのように輝いていたな。
チームのマスコットガール

Rはすっかり大人の女性に変身していた。
歳月を実感する。

O君夫妻が口を揃えてボクに聞いた。
「まだやってるの~?」
「う~ん。まあね」


胸を張って答えればいいものを、<まあね>だって。

夜、美容院TIMEに行った。
店長がつかつかとボクに近づいて来て聞いた。
「まだやってるの~?」
「えっ? な、な、なに?」
「寒くなって来たからさ~。野球。オフはまだ?」

「う~ん、まあね」

2006/11/05

今季5敗目

旅行けば、信濃路はもう秋よ
村はずれのお地蔵さんに夕日がさして
カラスがカ~と泣いて南の空へ飛んで行かぁ

信州は戸隠村を後にし
大慌てで帰ってきての参戦

今季37試合目の投番は
あえなくKOとなりやした

久しぶりに肩の軽さを実感するも
所詮手強い相手には歯が立たない未熟さ

じっくりこの身を鍛え直そうと
深く感じ入った試合となりやした

大宮健保17面
対ボンバーズ
4回KO



2006/11/03

あたしゃあなたのソバがいいってか

長野に来てから、毎日蕎麦ばかり食べている。
少なくとも日に2回は蕎麦だ。
健康食だとか言って身体にはいいかも知れないが、スタミナはつかなそう。

試合前はいつも餅を食っているし、試合中はバナナ。
試合後に蕎麦を食うこともあるが、これは岩槻限定。
なじみの店があるからね。

で、長野の蕎麦店。
ボクはわりと蕎麦っ食いな方だから、どの店でもついつい話し込んでしまう。
やたらとこだわりを強調する店あり、さりげなく他店の悪口を言う店あり、経営の苦労を愚痴る店あり、いろいろだ。

善光寺の参道のはずれにある老舗の蕎麦店。
3代目店主は72歳。

「古いったって、うちはたかだか120年だぜ。京都へ行ったら笑われるよ」
へ~、そんなもんすか~。
「他で言っちゃダメよ。信州産より北海道産の蕎麦の方がうまいんだよ、本当はね」
ほ~、畑違いってやつですね。
「いい観光地ってのはさ、旨い飯お湯が揃ってなきゃダメよ」
やっぱり女が入りますか~。
「入るよ~。女は大事だよ。カミさんには言えないけどね」
アハハ~、うちとおんなじだ~。

72歳。
<女>を強調する際に、小指を立てて、ウィンク。
いいね~。
現役か~?
こんな親父さんみたいになりたいな~と感じ入りやした。

スタミナつくのかな~? 蕎麦

2006/11/02

自然環境を守ろう!

小布施長野に来ている。

小布施のフレンチレストランに行ったら、
パツ金の姐ちゃんとパツ銀の兄ちゃんが食事していた。

なんだか妙に様になっていたので、
<ひょっとして蝋人形のオブジェかも>と思って、石を投げようとしたら手を振られた。

タイム!
思わずプレートをはずした、ボク。

チクショーめ。 
なんだこの敗北感は?

きみらは六本木に行きなさい!
日本の田舎の風景を乱さないで欲しいね。