2006/11/26

ラストゲームはあなたと・・・

どんなことでもいつかは終わりがあるわけで、と
タイトル帯の部分に書いているけど、
この<終わり>を潔く受け入れられるかどうかが、
男の度量、女の器量を決定するような気がする。

土曜の晩に、チームメイトのHくんと飲みに行った。
<一生結婚できそうもない>と悩むHくん。

そこそこに見た目もいい男で心優しい男であり、
かつ本人的には、女性とはまじめに交際し、
本気で結婚の意思を伝えているようなのだが、
女性からはまったく相手にされないらしい。

「一緒に暮らそうよ」なんて言ってみても、
「無理!無理!」のひと声で決着してしまうんだとか。

友人としてほっておけないので原因を探ってみた。
答えはすぐに判明した。

このHくん、別れた女性たちとその後も、
友達という関係でつながっているんだとか。

元カノから時々電話がかかってきたり、かけたり、
最近では留守中に元カノが自分の家に来て、
飼っている猫と遊んでいったりするらしい。

「部屋の鍵、もってるわけ? 元カノ」
「そうそう!」

さらには、元カノ同士を会わせたりもするらしい。
「ね~、●●さんと会ったりしてるんじゃない?」と最近の彼女。
「うん、会うよ、たまにね。おまえも会う? いいやつだよ」
てな感じらしい。

<別れたんじゃないの?>
<どうしてまた会っているの?>
彼女でもないボクが問いつめると、
「いや、別になにもないよ、友達だから」と力説する。

なにかがあろうがなかろうが、ボクに言わせたら、
再会すること事態がもってのほか。

ボクだってそんな感じで生きられたらいいなと思うけど、
現実の厳しさ、特に女性のそれは甘くないからね~。
きちんと終わらせるってことも必要なんじゃないの。

そんなことをあ~だこ~だと話しているところへ、
あろうことか偶然にもHくんの元カノが出現。

「あら~久しぶり~、あんた何してんのよ~?」だって。
Hくん、おでこつつかれながら、
「えへへ、この人、野球の友達なんだ~」だって。

大丈夫かな~、まったく!

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