都立高校の2年後輩にあたる
大学を卒業後、東京から長野県野辺山に居を移し、
木工制作で身を立ててきた。
東京で初めて開いた個展とかで、
とても売る気を感じさせない会場と展示。
木の香漂うほのぼのとした雰囲気のなかで談笑するのみ。
欲がないのはもともとか。
O君はボクが作っていたチーム<SNOOPY>の選手。
高校時代に柔道部員だった彼の
役割は4番で捕手。
そんな選手だった。
会場には細君のRもいた。
O君の応援によくグランドに来ていたっけ。
当時は可愛かった。
まるでアイドルスターのように輝いていたな。
チームのマスコットガール。
Rはすっかり大人の女性に変身していた。
歳月を実感する。
O君夫妻が口を揃えてボクに聞いた。
「まだやってるの~?」
胸を張って答えればいいものを、<まあね>だって。
夜、美容院TIMEに行った。
店長がつかつかとボクに近づいて来て聞いた。
「まだやってるの~?」
「寒くなって来たからさ~。野球。オフはまだ?」
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