このチームとは2005年の暮れ、ラングーン時代に硬式球で試合したことがある。
監督のS氏とは何度も連絡をとりあい、親交を深めた間柄。
硬式球での試合を受けてくれるチームは草野球界には少なくて、互いに貴重な対戦相手だった。
今日の試合は軟式。
先発し、フラフラしながら完投勝利。
V 311104 10
S 013100 5
ところで、
ボクたちの前の試合で外野手同士の接触プレーがあり、
救急車を呼ぶ騒ぎがあった。
レフトとセンター間にあがった小フライ。
ゆっくりと追いかけた二人の選手の肩と肩が接触。
あまり強くぶつかった様には見えなかったから、
すぐに立ち上がるだろうと眺めていたら、
センターがなかなか起き上がらない。
と、チームリーダーとおぼしき青年が、
すかさず119番コールをしはじめた。
慣れたもんだ。
「いつもお世話になってます」みたいな感じ。
聞けば、最近2度目のコールだとか。
人それぞれ肉体的、精神的に差があるから軽々には言えないが、
この時の救急車を呼ぶハードルがとても低いように感じられた。
先日、我がチームでも激突プレーがあり、
片や顔面を15針縫い、片や歯を3本折るという惨状があった。
二人の流血にグランドは騒然としたものの、
気丈にも二人はその後もプレーを続けた。
別にこの面々の野球バカ的な根性を褒めるわけではないが、
少なくとも自己責任の上での行動であったことは確かだ。
ケガをしたのは自分。
それにどう対処するかも自分で決めるってことだ。
救急車で運ばれた方も、119番コールした方も、
失礼な言い方かもしれないが、
責任を他者にまわしてないだろうか?
それでも救急車に運び込まれる際の苦しげな表情に、思いのほか重傷なのかも知れないと、自分の推測が的はずれだったかと一瞬、反省した。
が、チームメイトが誰一人同行しないことに違和感があったので、後に関係者に問うたら「大袈裟なんだよ」と。
ま、本当に軽症であったと祈りたい。
自己管理と自己責任。
そんな言葉を己の肝に銘じるシーンだった。
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