2009/10/29

ボールボーイカップR270の準決勝が

いよいよ今週の土曜日です。

大一番
対戦相手は参加27チーム中、最も平均年齢が若いSCRATCH。

ボクは先発のご指名をいただきました。

こんな大事な試合に「ボクでいいの?」という感じですが、大任を仰せつかった以上「死ぬ気でガンバルぞ!」という気合い。

なによりも「結局、若いチームが勝つんだよね」という、大会の根幹を揺るがすような評価を断固阻止したいと思う訳です。

ボクにとって本当に久しぶりの真剣勝負。

思い起こせば、14歳の夏休み
川崎球場で行われた川崎市少年野球大会の決勝戦

ボクは3番サードで出場しました。

1回の表、1番、2番と2打者連続で3塁線を抜くヒットを打たれました。
飛び込んだものの2本ともグラブのを抜けていきました。

ベンチからボクに「3塁線をつめろ」との指示が出ました。

ボクはその指示に従いませんでした。

3塁線を抜いたのは、相手打者が巧かったわけで、ボクのポジション取りは間違っていないと思ったわけです。

それに、もう終わってしまったプレーであり、次の打者が、また3塁線を抜くだろうか、という疑問もありました。

でも、監督やコーチがベンチからさかんに怒鳴っています。

ショートを守っていた先輩が近づいてきました。
「いいよ、つめなくて」

先輩の投手の顔を見ました。
「いいよ、いいよ」と口元が言っていました。

ボクはいったんはつめるようなふりをして、
またのポジションに戻りました。

続く3番。

痛烈なサードゴロが飛んできました。
狙ったかのように強引に引っ張ってきた感じです。

打った瞬間、ニヤっとしたように見えました。
それだけ会心の当たりだったのでしょう。

でも、ボクの真正面でした。
セカンドへ送球し、5-4-3のダブルプレーが決まりました。

2死3塁になり、続く4番
またもや引っ張ってきました。

打球が三遊間に鋭く飛びました。
ボクはそれを倒れ込みながらつかみ、
起き上がるや1塁で刺しました。
(この頃はまだ、強肩でしたから・・・

試合内容はほとんど覚えていないのですが、
この初回の守りのシーンは印象に残っています。

これで流れが向き、
試合は確か8-2ぐらいで勝ったはずです。
翌日の地元新聞にも載りました、集合写真ですけど・・・

帰りの電車の中で、監督から声をかけられました。
「おまえ、うまいな~」

ボクはうれしくなって「次は甲子園だ」と、
この時は、から思いました。

土曜日の真剣勝負のことを考えていたら、
古~い昔話を思い出しました。

ボクにとってはあの日以来の大舞台という感じ。

負けられない!

なんだか、本当にワクワクしています。
年甲斐もなく

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