��なんか全身がだるくて仕方がないよ>なんてメールを送信してから11時過ぎに家に帰った。
夕食をとろうとしたが食欲がわいてこない。
珍しく12時過ぎには眠くなり、と同時に腹が痛み出した。
ふとんに入るが、痛みは続き、うつぶせになったり横になったりするが治まらない。
健康には比較的に自信があり、腹痛などにはあまり経験がない。
<歳だからかな?>
嫌な予感が働いた。
<なにかしらの成人病に冒されたかな?>
<そろそろ年相応の病気がやってきたのかな?>
<突然死ってこんな感じなのかな?>
切りがない。
腹の痛みが増すごとに悪い方に悪い方にイメージが広がっていく。
隣で横になっていた女房に言った。
「俺、明日になってもこのまま目が開かないかもしれない」
その返答。
「まー、そんな人生もいいんじゃない?」
<覚めてるね。あ~あ~、これまでそうとうヒドイ目に合わせているからなー。ありがたいお言葉だ>
「そうだなー、このまま死んでもいいかもなー」
なんて平静を装い、腹を押さえながら応えたが、
<じょ、冗談じゃない。今、死んだらまずいよ>と胸の中で悲鳴をあげた。
考えてみれば隠さなきゃならないもんがいっぱい残っているじゃないか。
<おいおい、今は死ねないよ。どうか朝、目が覚めますように…>
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