2011/10/28

そこまでして、吸う?

シドニードライバー

オーストラリアは野生動物や植物にやたらと優しくて、
「もうちょっと人間にも優しくしたら?」
と言いたくなるほど、自然保護に気を使っています。

当然のことながら、喫煙などはもってのほかで、
「タバコ吸ってる奴は人間じゃね〜」ぐらいの勢いで、
禁煙キャンペーンをはっています。
公共の場はもちろん、レストランやホテルをはじめ、
室内はすべて禁煙です。

そういうことなので、ボクも今回は覚悟をし、
逆にこれは禁煙が達成できるチャンスかも知れないなどと、
他力本願を夢みてきたわけです。

シャトルバスの運転手が助手席にタバコをおいていたので、
「タバコ、吸うのは肩身が狭いんじゃないの?」
質問しました。

「そんなことはないよ、吸ってる奴は吸ってるよ。でも高いよ。1箱16ドルだよ」
「えっ! 今、いくらって言った?」

タバコ代は1箱14ドル〜16ドルだそうです。

「おいおい、そんなに高いんじゃ、買わないよ〜」とその場では叫んだのですが、
これも旅の体験ということで、1箱買ってみました。

驚きました、パッケージに。
「タバコ吸うと、失明しちゃうよ」って書いてあります。

シドニータバコ1シドニータバコ2

裏面の写真すごいね。
目が飛び出ている。
これ持って歩くのってけっこうキツいよ(慣れるまで・・・)

値段といい、パッケージといい、
オーストラリア政府はどうしても止めさせたいんですね、タバコ。
でも、禁止にはしないというところがミソで、
「吸いたきゃ吸いな。あなたの自由は尊重する。でも、どうなっても知らないよ〜ん」

そんなシドニーの街はきっとクリーンでグリーンで・・・

あらら、なんと、くわえ煙草で歩いている人の多いこと。
家の中はダメでも外はOK、なの。
日本とは逆だね。

いや、気にして見てしまうせいか、みんな吸ってる、吸ってる。
なんだかホッとしました。
「国の政策がなんぼのもんじゃい」
きっとそう思っているんだろうな〜と想像しちゃいます。

ちなみに、シャトルバスの運転手の秘密情報。
「中国製は闇で4ドルで買えるんだよ」

また、中国かよ〜!
ま、いいか!
そのルート、知りたいな〜。

0 件のコメント:

コメントを投稿