オーストラリアは野生動物や植物にやたらと優しくて、
「もうちょっと人間にも優しくしたら?」
と言いたくなるほど、自然保護に気を使っています。
当然のことながら、喫煙などはもってのほかで、
「タバコ吸ってる奴は人間じゃね〜」ぐらいの勢いで、
禁煙キャンペーンをはっています。
公共の場はもちろん、レストランやホテルをはじめ、
室内はすべて禁煙です。
そういうことなので、ボクも今回は覚悟をし、
逆にこれは禁煙が達成できるチャンスかも知れないなどと、
他力本願を夢みてきたわけです。
シャトルバスの運転手が助手席にタバコをおいていたので、
「タバコ、吸うのは肩身が狭いんじゃないの?」
質問しました。
「そんなことはないよ、吸ってる奴は吸ってるよ。でも高いよ。1箱16ドルだよ」
「えっ! 今、いくらって言った?」
タバコ代は1箱14ドル〜16ドルだそうです。
「おいおい、そんなに高いんじゃ、買わないよ〜」とその場では叫んだのですが、
これも旅の体験ということで、1箱買ってみました。
驚きました、パッケージに。
「タバコ吸うと、失明しちゃうよ」って書いてあります。
裏面の写真すごいね。
目が飛び出ている。
これ持って歩くのってけっこうキツいよ(慣れるまで・・・)
値段といい、パッケージといい、
オーストラリア政府はどうしても止めさせたいんですね、タバコ。
でも、禁止にはしないというところがミソで、
「吸いたきゃ吸いな。あなたの自由は尊重する。でも、どうなっても知らないよ〜ん」
そんなシドニーの街はきっとクリーンでグリーンで・・・
あらら、なんと、くわえ煙草で歩いている人の多いこと。
家の中はダメでも外はOK、なの。
日本とは逆だね。
いや、気にして見てしまうせいか、みんな吸ってる、吸ってる。
なんだかホッとしました。
「国の政策がなんぼのもんじゃい」
きっとそう思っているんだろうな〜と想像しちゃいます。
ちなみに、シャトルバスの運転手の秘密情報。
「中国製は闇で4ドルで買えるんだよ」
また、中国かよ〜!
ま、いいか!
そのルート、知りたいな〜。
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