2008/07/16

インド人とフランス人

��月に成田空港で知り合ったインド人青年が
会社に訪ねてきた。

日本人経営者を相手にしたコンサル
そんなのありなの、って感じ。

ランチタイム。
近くのイタリアンレストランに。

ボクはA定食をオーダー。
その青年もA定食をオーダー。

で、ここからが大変。
ヴェジタリアンなもんだから、
定食の中味に注文を付ける付ける。

を抜いて、はダメ、ジャガイモもね。
ドレッシングはいらないよ。

困った顔のウェートレス
「調理場に聞いてきま~す」

で、生トマトを使ったスパゲティで、一件落着。

でも、それをボクがやったら、つまみ出される
日本人って親切なんだか、外国人に弱いだけなのか。

  ☆ ☆ ☆

夜、白金のすし屋へ行ったら、
お茶を運んできたのが金髪の女の子。

なんだ?
とうとうここまで来たか、日本のすし屋も?

ビックリして問えば、料理人志望のフランス人旅行者。
お客として来店し、店を気に入り、
包丁の使い方を勉強させて欲しいと頼み込んで、
1カ月間働いているのだとか。

店がはねてから一緒に飲みに行った。
若干24歳。
イタリアとドイツとフランスと日本の血が混ざり、
相当にかわいい。

「好きな日本映画は」とお義理の質問に、
「小津とか~、寅さんとか~、伊丹とか~」

「おいおい、本当かよ~?」
抱きしめたい衝動にかられる。

「<タンポポ>のラーメンを食べるシーンは最高ですよ~」

「うわ~! 同感~!」
口づけしたい衝動を押さえるのに必至だ。

ユーは日本の心がわかっているね~。
キミみたいな子、日本の若者にはいないよ。

で、気になって、
ちょいと混ざっている日本の血についてたずねたら、
「笠置衆が母方の親戚なんですよ」だと。

どひゃ~!
もうこれ以上、衝動を押さえられないよ~、ボクちん。

0 件のコメント:

コメントを投稿