本日は葛飾奥戸球場でナイトゲーム。
ちょっと髪が伸びてきたので、
試合前に美容院へ行くことにした。
招待試合で初対戦。
やっぱり身だしなみは大事だろう。
行きつけの美容院へ行ったら、
なじみの若いスタッフがいなかった。
店長に問いただしたら、言いにくそうに「辞めた」と。
だから言わんこっちゃない。
若手はコキ使うんじゃなくて育てなくちゃ~。
店長が申し訳なさそうにコーヒーとタバコをすすめてきた。
ボクは黙ってタバコを一服。
あっ、吸っちゃった。
頭がクラクラしてきた。
と、その刹那、ナイスなサウンドで相手チームからメールが入る。
<残念ながらコンディション不良のため中止になりました>
窓に目をやれば、外はいい天気。
「ホワ~イ?」
思わず店中に響くほどの声を張り上げてしまった。
たぶん、その瞬間、客の何人かはボクを外国人だと思ったに違いない。
それほどにナチュラルな発音だった。
ガックリしながら中止のメールを関係者に送信。
空しくも悲しい作業だ。
すっかりグッドに仕上がった髪型を鏡に写しながら店を出る。
落ち込んだ気分を晴らすために、近くにあるバッティングセンターへ立ち寄る。
棺桶に半分入りかかったようなオバさんに両替してもらう。
<やる気だせよ、おばさん>と思ったが、両替のおばさんがやる気を出したからってどうなるもんでもないことに気がついた。
バッティングセンターは混んでいた。
なんだか一生懸命打つのが恥ずかしいような気がして、
1回だけトスのような感じで打った。
たぶん、周りの客はボクをタダモノではないと思ったに違いない。
それほどにナチュラルなトスだった。
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