2006/05/15

強者どもの爪の跡

岩槻城址公園戦国武将・太田道灌によって長禄元年(1457)に築かれた岩槻城。
現在その跡地は、緑に包まれた岩槻城址公園として整備され、
桜とスイレンの名所として市民の憩いの場になっている。

・・・ってなことでガイドブック風に書き始めてみたが、
お世辞抜きで、清々しいのどかな地だと思う。
野球の試合がなくてもこっそり訪れたい公園だね。
あっ、別にこっそりじゃなくてもいいか?

本日、その岩槻城址公園の一画で岩槻市連盟の準々決勝。
対戦相手は勇猛果敢の誉れ高い岩槻クラブ軍
メンバー全員が威厳と風格を兼ね備えたたたずまい。
平均年齢は40歳を優に超えている激戦の勇士たちだ。

立ち向かうは草加市二万石、百戦錬磨の土味煮(ドミニ)軍。

岩 00010 1
土 1334x 11


結果は大差になっだが、これは時の運
岩槻城址公園グランド岩槻クラブ軍は、とにかく全員の振りが鋭く、堅固な守りだった。
さすがに準々決勝まであがってきたチーム。
計り知れない潜在的な力があると感じさせられた。
ひとつ風向きが違えば流れがどのように変わっていたか・・・

試合後、選手数人が落涙の中で腹を切ろうとしたらしい。
あっぱれとしか言いようがない。

試合後の挨拶で、
岩槻クラブ選手の「あまり年寄りをいじめるなよ」の声に、
「うちにもいますよ!」って、誰だ、そういうこと言うの?

無礼者! 打ち首じゃ!

0 件のコメント:

コメントを投稿