4回と3分の2を投げて、あとひとりというところで降板命令。
それも10勝がかかっている今シーズン最後の投番。
怒っていいと思うな~、日本ハムの金村投手。
結果がすべての世界なんだもの、そのくらいの激しい気持ちがなくちゃ~プロとは言えないよ。
怒る。でも指示には従う。それでいいの。
試合終了後、案の定、出てきましたね、お立ち台に金村投手。
なにを言うのかと期待していたら、インタビュアーからマイクをもぎ取り、用意してきたとおぼしき台詞を並べ立て、謝罪。
「どうもすいませんでした~」
別にこちとら、なにか迷惑を被ったわけじゃないんだから、
謝られても困っちゃうな。
それにマイクを自分で持っちゃいけない。
相談してくれればよかったのに、金村投手。
こういう場合は語らないことが一番のメッセージなんだってことを教えてあげたのに。
インタビュアーにマイクを向けられる。
「金村さん、ナイスピチングでした」
なにかを言おうとするのだが、こみ上げてきて言葉にならない。
「うっうっうっ・・・」
「金村さん、ファンの皆さんにひと言」
「うっうっうっ・・・」
顔をタオルで被いながらやっとのこで・・・
「ボッボクは・・・」
「えっ? 金村さん、今なんと?」
「うっうっうっ・・・」
あとは言葉にならず、泣き崩れる。
途切れたコメントの先は、勝手にファンやメディアがいい方に解釈してくれる。
これだよ。
心の中で、ボクハチットモワルクナイ、なんてね。
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