2005/12/04

消える魔球

あたしもいろいろな変化球を投げているせいで、
草野球界の四十八手名人などと呼ばれたりしているわけだけど、
この日の球はすごかったね。
なんたって消えるんだから・・・

与野八王子公園の第2試合。
対ウエスタンズ。
午後3時試合開始。

肩越しに夕日を背負っての登板。
逆光に浮かぶ黒い影。
かっこいいったらありゃしない。

この日のテーマは、いかにしてボールの軌道と夕日を重ねるか。
あははっ、ボールが見えないってのが一番だもんね。
助っ人捕手朝倉ちゃんの要求は80%がシンカー。
つまりね、山なりのボールを投げて、
打者の目線に夕日を入れちゃおうって魂胆。

いや~、意識しましたよ、完全試合。
なんたって、相手はボールが見えないんだから・・・
・・・んとまあ、虎視眈々、ばっちり計算してたんだけど、
5回に安打を打たれ、さらには失点1。

シンカー?
もちろん、見にくいボールとしてキッチリ有効でした。
タイムリーを打たれた1球は外角低めのストレート。

いいところに決まったかと思ったが、
この日のその1球はそうではなかったんだよね。
夕日が目に入らないところ、
つまりはこの日最も打ちやすいところへ投げてしまったってこと。

ま~、ずるっこは、なかなかうまくいかないってことだね。
32勝。

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