2009/05/19

★★★☆☆【大矢明彦的「捕手」論】

8e3e599c.jpgとうとう解任されてしまった。

ここにきて解任するのは解せない。
昨年の成績不振の責任をとらせずに続投させたのにはそれなりの理由があったはずでは。

キリがいいから「交流戦の前に」ってのでは、フロントが監督という仕事を理解していない証拠だね。

そんな球団に長居することはないよ、大矢さん。
ま、昨年、自ら辞めときゃよかったのだけど、ホントはね。

本誌の章立てはわかりやすい。
見出しはうまい。
手にしたら、ちょっと読んでみたくなる。

第1章 投手をリードする
第2章 打者を攻める
第3章 相手チームの戦術に対応する
第4章 走者を刺す
第5章 人が変われば配球も変わる
第6章 「捕手を育てる/捕手になる」ために


きちんと整理されていて、
ひょいひょいと読み進める内容。

でもね~、それだけに、大矢さんほどの名捕手だったら、
第1章の「投手をリードする」だけで1冊にできたはず。
もっと中身を掘り下げてよかったのでは、と思う。

横浜の監督としてはダメ出しされたけど、
捕手としてはほんの少しだけですが、尊敬してます。

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