上原、涌井の両投手が先発と聞いたとき、
原、渡辺の両監督とも若いな~と思った。
WBCの監督はこれでは務まらない。
もしこれが広岡さんなら間違いなく別の投手を先発させたに違いない。
あるいは野村監督、ひょとして落合監督でも、違ったかも知れない。
両投手とも案の定の投球内容。
上原投手の状態がわかりやすかったために、
早めに切り替えができた原監督。
反面、涌井投手がそこそこ抑えてしまったために、
投手交代が遅れた渡辺監督。
運の差としか言いようがない、レベルの低い采配だ。
結果、西武は絶対絶命のピンチに陥ってしまった。
単純に、3敗したから、ではないよ。
なぜ、絶対絶命なのか?
それは第6戦の先発が涌井投手ではないからだ。
今日、もし西口投手が先発して、仮に負けたとしても、
休養十分の涌井投手が第6戦で投げるとしたら、
西武への流れはまだまだ五分以上であったはずだ。
仮に西口投手で勝ったら、西武は圧倒的に有利になれたはず。
シーズン中なら絶対にやらない中4日での起用。
固定観念にとらわれた古いスタイルの日本シリーズ用兵としか言いようがない。
広岡さんをはじめとする知将と言われる監督たちなら、
間違いなく、残り3試合で確実に2勝する方法を探っただろう。
つまり、第5戦を落としても良しとし、
6、7戦を確実にとる方法だ。
原、渡辺の両監督とも勝負師ではない。
相手が嫌がらない、素人にでもわかる単純な采配。
まるでアマチュア監督だ。
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