「わかった、わかった」と適当にあしらう。
「一杯いこう、もう一杯いこう」とビールをつぐ酔客。
いいかげんうんざりして、
「うるせーんだよ、おまえは~」とヘッドロックをかける。
「うっうっうっ」ともがく酔客。
腕をゆるめ「そばに来るんじゃね~」と突き飛ばす。
自分の席に戻った酔客。
仲間に拍手で迎えられ、うれしそう。
絞めあげられた首をなでながら
「朝青龍にヘッドロックされちゃったよ~」と。
「いいな~、俺もして欲しかったよ~」と仲間。
こんなことが日常。
以前、横綱のマネージャー、細木先生のマネージャー、
TVプロデューサーMとボクの4人で飲んだことがある。
その日、珍しく早め(10時過ぎだが)に開放されたという両氏。
「おまえらさ、どっちがつらいの」とMくんがたずねると、
「どっちすかね~」
「たぶん俺の方がキツいと思いますよ」
「キツい」と言ったのは細木先生の方。
「横綱の方がわかりやすいっすよ」
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