2007/04/12

松坂がボストンにやってきた

フェンウェイパーク。
最後に行ったのは20年以上前になる。
まだ日本人選手のニの字もない時代。

bosoxチケットレッドソックス対ヤンキース。
9月後半のナイトゲーム。
観客のあまりのエキサイトぶりにあきれ果てた、その時の記憶が蘇った。

その日、一緒に行った連れは最後の最後まで怒っていた。
選手ではなく周りの観客に対して、
「静かに観ろ~!」
「うるさ~い!」

終始、怒鳴り続けていた。

もちろん日本語なものだから、周囲の観客には通じず、逆にニコニコされ、頭をなでられ抱擁すらされていた。
それによってさらに怒りを増幅させ、
「おまえら帰って寝ろ~!」
ボクは可笑しさをかみ殺しながら写真を撮っていた。
この時の連れが今の妻だ。

fenwayボクもいろんな球場で野球を観てきたけれど、
ボストンでの対ヤンキース戦ほど騒がしい応援を見たことがない。
マナーが悪いわけではない。
とにかく観客のひとりひとりがうるさいのだ。
収拾がつかず手に負えない状態。
球場を出れば車の4重衝突。
とにかくヤンキースに対して熱くなっているのだ。

松坂とイチローの対戦を観ながら、
20数年前に自分たちが座っていた席を探したりして、恥ずかしながら昔話に花が咲いてしまった。

ところで、今日の松坂は顔見世興行。
悲しいかな、ボストンでは<たかがマリナーズ>。
松坂とイチローの対戦はまったく興味の外だ。
ボストンのファンが心待ちしているのはヤンキース打線をねじ伏せる松坂の勇姿。

打倒ヤンキース。
松坂がボストンで真のヒーローになれるか?
その一戦が今から楽しみになってきた。

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