サクラの花咲く神宮外苑。
久しぶりにワルダースに参加した。
対戦相手はガッツマンズ。
7回裏。
7-6と1点リードしながら2死満塁のピンチ。
マウンド上の稲葉さんの顔がひきつっていた。
サードからかけ寄る。
「大丈夫ですか?」
「う~ん、ダメかも・・・」
「投げましょうか?」
「うん、頼むよ」
ボクの球威でリリーフなんて、
ちょっとありえないんだけど、そこはそれ、
ストライクが入りさえすればOKっていうレベルだと、
ボクなんかでも戦力になるんだよね。
ボールを受け取るやいなや、いきなり雰囲気は江夏豊。
古いね~、今ならロッテの小林あたり?
しかしこういう場合、いかに相手を飲んでかかるかだ。
まずはゆっくりとマウンドの土をならす。
ロージンをたっぷりと手の平にたたきつける。
そしておもむろに大きなフォームでキャッチャーに投げ込む。
4、5球投げて審判に手をあげてOKサインを出す。
次いでに相手バッターにむけて軽くウィンク。
う~ん、もうこれで勝負ありね。
トント~ンと2球で追い込んだ。
外角低めに1球はずして、
最後はカーブで空振りの三振に。
うわ~お!
なんて気持ちいいんだろう。
こんなこと滅多にないよな~。
試合後は気分よく花見に繰り出しましたとさ、
ちゃんちゃん。
0 件のコメント:
コメントを投稿