2014/05/08

懲罰だって? 誰が?



長い間、第一線を走ってきた一流選手に対して、
懲罰を課すとはどういう了見だい。

昨年の井端さんといい、今回のノリくんといい、
日本球界はベテランの晩節が汚されることに無頓着だね〜。

ファンは選手と同時代を生きているってことを忘れてもらっちゃ困るよ。

力が衰える、それは当然。
出番が減る、それも納得。
そして引退。
仕方ないね、とあきらめる。

去り行く選手を名残り惜しみながら、時の流れを実感しつつ、居酒屋で
「ノリが近鉄で50本を打ったころさ〜、オイラも新宿でブイブイ言わせててさ〜、年間50本ペースよ」
なんてことを若者に向かって語ったりするわけだよね。

「なんすか、その50本って?」
「バカやろ〜、言わせるんじゃないよ〜、だからイヤなんだよな、お子様さまランチは〜」

しかし、日本球界、危ないね〜。

ベテラン選手を大切にしないと、
昔っから棲息している野球好きのファンも一緒に消えちゃうよ。

少子化どころじゃないよ、少野球好きオヤジ化だよ。

こちとら、球場に落合GMを見に行くわけじゃないし、
中畑さんのパフォーマンスを面白がってるわけじゃないんだよね。

「あの打球、昔の井端なら届いていたな〜」
「ノリは昔、金髪豚野郎って言われていたんだぜ、うそぴょーん」
ってなことを、弁当食いながら息子に語ったりしたいわけさ、ダディは。

ところで、この写真。
審判へは年がら年中食ってかかり、ベンチでは選手と殴り合い、オーナーとは絶えずケンカばかり。
ニューヨーク・ヤンキースを率いた名監督、ケンカ屋ビリーのサインボール。
��1982年。オークランド・アスレチックス監督)

懲罰だって?
名球会の選手を?

ノリ、中畑をぶん殴れ、高田を蹴散らせ!

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