とことん肉体を痛めつけ、骨身を削り、時には命がけで戦いながらもわずかな報酬。
ボクサーやレスラーの後ろ姿が、
いつも美しく見えるのは彼らの魂と誇りをそこに感じるからなんだよね。
「ロッキー」に歓喜し、
「ミリオンダラーベイビー」に沈黙。
肉離れの足を引きづりながら、
まるで傷だらけのレスラーのような姿で、
映画「レスラー」を観に行った。
「俺に引退を勧告できるのはファンだけだ」
主人公のラムの言葉。
ブルーススプリングスティーンのエンディング曲が
胸にしみる。
まるで三沢氏へ捧げるテンカウントのような映画だ。
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