2006/06/25

重大なエラーを発見しました

大宮健保62面。 ストロングカップ。 対BRAUNS戦。

B 1110001 4
D 1000200 3


この日はボクがサインを出す役目。
6回裏、同点で1死1塁の局面。 代打山ちゃん

ここで考えられる作戦は、
1、山ちゃんを自由に打たせる。
2、バントをさせて2塁へ走者を送らせる。
3、ヒット&ランをかける。
4、走者に盗塁をさせる。

さて、どの手を打つのがベストか。

相手投手の状態は。 自軍の選手の力量は。
ヒットの出る可能性は。 バントは成功するか。
ヒット&ランが決まる(2塁に走者が残る)確率は。
ダブルプレーの危険性は。

ざっとこんなイメージから測定して、ボクはのサインを出した。

結果はバントが投手ライナーとなりダブルプレー
最悪の結果に終わってしまった。

試合後、この作戦に対して反省会でご批判を浴びた。
そのまま打たせるべきだった、という意見が大半。
バントでよかったのだ、という意見が少々。

こういう意見交換はすごく面白くて、楽しい。
人の意見を聞き、自分の意見をはっきりと言う。
ドミニカデビルレイズならではの醍醐味だ。

さて、帰宅後、改めて考えてみた。
ためしに愛人に意見を求めたら、
「そんな作戦はセコいよ」とひと言。
「バカモノ、だからは野球がわかっとらん」
とぶつぶつ言ったものの、自信がぐらつく。

バントも攻撃的な手段だし、
決勝点となりうる2塁走者は相手に脅威を与える。
だが、ベストの作戦だったのか。

あの場面での別の選択肢、
1、代打山ちゃんを自由に打たせる。
2、カウントによってエンドランをかける。
3、山ちゃんを代走に起用して走らせる。
4、代打を送らず、半ちゃんを自由に打たせる。
5、カウントによってエンドランをかける。
6、2死2塁もしくは1塁で山ちゃんを代打に起用する。

攻撃的なカードがいっぱいあったな~と思う。

山ちゃんの思い切りのいいスイングが、
ひょっとしたら大きな結果を生んだかも・・・
半ちゃんがレフト戦に流し打っていたかも・・・
・・・とまあ、そんなことも考えてみるのだが。

結果がすべてだから采配ミスと言われても仕方ない。
世間のご批判を浴びて、代表監督は成長するわけだ。

でも本当のボクのミスは。

せっかくの休日に、楽しみにしてた野球に参加して、
やっと代打でまわってきた1打席でバントのサイン。
これはイカンだろ。

1打席しか出番がないなら、そこに
しびれるような舞台を用意する。
このことよ。
男の花道ってのは大事だ。
そこに気がまわらなかったボクの決定的なエラー

反省してます!

0 件のコメント:

コメントを投稿