日曜のボールボーイカップの試合。
ボクは投手に専念していたため、写真撮影をチームメイトのカッキー柿沼くんにお願いした。
一眼レフの古いカメラに望遠レンズを装着し、
シャッターを押せばいい状態に設定。
どこでシャッターを切るかはカッキーまかせ。
で、こんな写真が撮れていた。
カッキーの撮影方法はただひとつ。
チームのベンチの真ん中に腰掛け、
ボールを中心に追いかけて時々シャッターを切る。
それだけ。
ベンチからは動かない。
それどころか、立とうともしない。
完全に定点での撮影。
まるで天体観測のようだ。
おいおい、老人クラブの写真同好会の方がフットワークはいいぞ。
ということで、こんなに見事な構図は偶然の産物。
バッチリとトリミングして、できあがりだ。
しかし、そんな裏話があったとしても、なかなかいい写真だ。
狙ってもなかなか撮れないぞ、これ。
被写体のダンディ半ちゃんへの愛情を感じるな〜。
ちなみにもうワンショット。
おわかりですかな、この2枚が連続写真だと。
巨匠ロバート・キャパの作品ですら、
報道写真に関してはいろいろ言いたいことはある、そりゃ〜。
しかしこの2枚は報道写真ではなく、観るものの想像力をかきたてる、アート作品。
被写体の人物像を知りたい。
ここに至る流れ、背景が知りたい。
この瞬間、そして直後、グランドでいったい何があったんだろう?
ボールの行く方は?
捕ったのか、撮れなかったのか?
はたして・・・
「カッキーは見た!」
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