2010/12/29

田舎に泊まろう

フィリピンのIsabel
「友だちになって」と言ってきました。

フィリピン・パブでの話ではありませんよ。
Facebookです。

Isabelね~。

今年はtwitterとかFacebookとか、
妙なというか、不思議なメディアが定着しましたね。

��秒前まではまったく関わりのなかった人と、
いきなりコミュニケーション。
人と人のつながりの早さに驚きます。

草野球ならさしずめ、グランドで助っ人募集をつぶやいたら、
突然ユニフォーム着た奴が現れて、
いきなりピッチャーで4番をやっちゃう、みたいな・・・

時代は変わりましたよ。

そのFacebookでビックリしたこと。
検索したら出てきちゃったんです。

大昔の友人。
ロサンゼルスに住むJesse

実に30年ぶり
Jesseと始めて会ったのは、
ピート・ローズがレッズからフィリーズに移籍したころ。
古い話です。

偶然に知り合ったボクを、Jesseは10日間も自宅に泊めてくれました。
まさに『田舎に泊まろう』です。

家には共稼ぎの奥さんと、小さな男の子がいました。

冷蔵庫の中のもの、自由に食べていいよ」
いい奴だったんです、今思えば・・・

Jesseは親の代からのメキシコ移民で、
出会った当時はダウンタウンで、
車のアクセサリーを扱う小さな店を営んでいました。

あの時遊んだ5歳の長男が、35歳
これは驚きません、足し算ですから。

禿げたの、太っただの、シワが増えただの、も、別に~。
ただ笑っちゃうだけです。

サプライズってのは想像を超えてないとね。

10年ほど前、ロサンゼルスに行った時は
すでに店はなく、連絡がとれなくなっていました。

苦労しながらどこかで暮らしているに違いない。
確信的に、そう思ってました。

それが・・・

発見したFacebookの中のJesse。
近況や人間関係を見る限り、
ボクの知るJesseとはまったくイメージが重ならない。

顔は似てるけど、ひょっとして同姓同名の別人?

2009年に市議会議員選挙に立候補者。
その後の活動の様子がFacebook上に披露されていました。

あの物静かな、政治はもちろん、お金にも縁のなさそうな男が・・・ 
まさか・・・
この30年間、なにが奴の身に起きたんだろう?

とても信じられなくて、恐る恐る質問メールを送信しました。

「あなたはボクの知っているJesseですか? 
 ボクのことを覚えてますか?」
「お~、今日はなんてハッピーな日なんだろう。
 ロスにJesseはボクしかいないよ」

その2日後、30年ぶりに電話で話をしました。

「Hi , How are you ?」

Facebook、いいとこあるね~。

ところで、フィリピンのIsabel
どうしてボクと友だちに?


※BGMがサンタナってところが・・・にひひ

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