「親分、テーヘンだい」
「どうしたい、背番号ハチ」
「江戸川でちょいとモメ事が・・・」
「おぅハチいくぜ」
「おまいさん、ちょっとおまち」カチ!カチ!
火打石の音を背に、
「じゃ、行ってくるぜぃ」
いつもながらの光景。
はてさて、とうとう2008年のシーズン開幕だ。
江戸川河川敷でダブル。
相手は横浜市大野球部のOBチーム、YRP。
今年の武器は820gの十手、いやニューバット。
言っちゃ~なんだが820g。
やたらと軽いバットを振り回している
そこいらの柔なオア兄さんとは、
ちっとばかり座っている肝が違うってことよ。
第1打席の初球。
目の覚めるようなセンターライナー。
「で、どういうことに?」
「もちろんアウトさ。だがな、アウトにはなったが、
開幕1球目を打つって~のがいいじゃね~か」
「その通りですね、親分」
「こちとら江戸っ子だ。
3球も4球も待っちゃいられね~ってことよ」
第2試合の最後の2回に登板。
投げ銭でぴしゃっと締めて、落着。
アハハ、試合は2連敗でした、笹野さま。
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