そうね~、40歳を過ぎたらね。
いや、35歳を過ぎたらでしょ。
意見はいろいろあるけど、とにかく、
日頃の健康管理はしておかないとね~。
いざという時には後の祭りなのよ。
若くして死んだ友だちを数えたら、
有に5万人は超えているね。
ほぼ全滅。
だからボクは友だち少ないのよ。
みんな死んじゃったから。
明日は我が身ってことで、
気をつけようね、お互い。
・・・・・・・・・・・・
そんな会話が日常化している今日この頃。
先週末に近くの病院で健康診断をして、
今日はその結果を聞きに行って来た。
イヤなもんだ。
悪い所などあるわけないさ、と思ってはいるが、
思ってはいるが、イヤなもんだ。
名前を呼ばれ、ドクターの前に座る。
「え~っと、●●さんだね?」
「あ、はい!」
素直に返事をするボク。
診断結果が変わるわけでもないのに、
愛想笑いを浮かべ、ご機嫌をとってしまうボク。
媚びてどうする? 面接か!
診断書をひろげ、じっと眺め続けるドクター。
「う~ん!」
うなっているドクター。
イヤなもんだ。
なんか言ってちょうだい! プリーズ!
アゴに手を当てるドクター。
「え~っと、●●さん」
「あ、はい!」
「う~~~ん!」
あっ、あっ、あのさ。
お願いだから、その間合いはヤメて!
うん? この間合い。
<ファイナルアンサー?>ってか!
「え~っと・・・」
「あ、はい!」
ニッコリ笑ったドクター。
で、たっぷりタメを利かせて、
「どっこも、悪くないね~」
「わ~お!」
診断書を受け取ったボクが、ガッツポーズをしながら
診察室のドアを飛び出したことは言うまでもない。
まるで『アメリカン・アイドル』の
予選通過者のように。
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