2005/06/29

アイドントノー

野茂「もしもし」
イチロ「ハロー!」
野茂「元気だった?」
イチロ「オフクォース!」
野茂「キミはボクと話す時だけは英語を使うね」
イチロ「そんなことないよ。イッキュウにも英語で話すよ。シッダウンとか…」
野茂「あ~、キミんちのペットね」
イチロ「イッキュウは英語しかわからないから…」
野茂「ところでさ。日本のニュースを観てたら、見たことある女性がお腹をおさえて映っていた。妊娠したんだって…」
イチロ「誰よ、それ、フー?」
野茂「ほら、谷くんのお袋さんだよ、柔道やってる」
イチロ「違うよ、それは奴のワイフだよ」
野茂「へ~、お袋さんじゃないの? カミさんなのか~、30歳ぐらい上の?」
イチロ「ノーノー、そんなに上じゃないよ、20歳ぐらいでしょ」
野茂「そうなんだー! でも谷くん、すごいね」
イチロ「すごいよ、グレート! 勇気があるよ」
野茂「植村直己みたいだね」
イチロ「えっ! 冒険家の?」
野茂「そう。 誰も立ち入らなかった前人未到の地に踏み込みました、みたいな」
イチロ「なかなかできないよね。守備範囲も広いわ。なんでも捕っちゃう?」
野茂「キミの記録どころではないよ」
イチロ「イエス、ボクのは勇気はいらないから…」
野茂「でね。そのお袋さん曰く、タムラデキン、タニデキン、ママニナッテキンだって…」
イチロ「お袋さんじゃないってば! でもなによ、それ? もし銅メダルだったら、ママニナッテドーオ?って質問になっちゃうじゃん」
野茂「ハハハー、そんなこと聞かれても困るね」
イチロ「困るよー! ひたすらアイドントノーだよ」


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