2016/11/10

ヒラリーでなくてよかったの?



トランプが勝った。

予想通りだ。

応援していたわけではないし、人間的にはまったく尊敬できない人物。
食えないヤツだとは思っていたが、変革のイメージがあった。

それが勝因だろう。

「無茶苦茶をするかもよ」
「おう、上等だよ、それがどうした?」

シアトル在住の身内が
「トランプになったらやばいよ」と怯えていたことが現実となった。

米国在住の外国人は戦々恐々としながら暮らすことになるだろう。


ヒラリーはとてもチャーミングだ。
この人が大統領になったら、米国はいい雰囲気になるだろうなと夢想していた。
しかし、そんな夢想は現実的な政治と結びつかない。

ヒラリーは学生時代から福祉や女性問題に力を注いできた。
旦那の愛人問題に目をつぶり、内助の功に努めた時代もあった。
こんな米国人女性がいるのかと驚かされたものだ。


オバマに敗れ、トランプにも敗れた。
対戦相手が悪かったとも言えるが、結局は力が足りなかったのだろう。
そう結論付けるしかないところが悲しい。

しかし米国は惜しい人材を失うことになったものだ。


トランプを予想していながら、個人的には残念な結果だったと思っている。
さらに、変化には期待しつつも「それ見たことか」になるのではという懸念もある。

気の抜けない世の中がトゥ・ビー・コンティニューだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿