2014/11/17

「おもてなし」OK?

CANO-UCHIKAWA


日米野球。
MLBが3連敗しました。

最近流行りの、日本人の自画自賛テレビ番組的にタイトルを付けるなら、
日テレ「やっぱりすごいな! 日本人」
TBS「まるごと見せちゃう! 日本人の底力」
テレ東なら、
「Youは何しに日本へ?」って、そのままか。

3試合を観た限りにおいては、MLBはなかなか「らしさ」が発揮できず、
どう贔屓目に見ても完敗でした。

ま〜、観光に忙しく、コンディション的にも仕方がないのですが、
しかしかつては、その観光団にも歯が立たなかった時代があったわけですから、
日本人選手、特に投手のレベルが上っていることは間違いありません。

昨日は4投手のリレーでノーヒットノーランまで記録してしまいました。
さずがにMLB選手たちも、
「しゃれにならないな〜」と感じていることでしょう。

本日の、東スポWEBの見出しには、「MLB軍赤っ恥!」とありました。
もちろん、選手のコメントではありません。
東スポの編集サイドに、
「赤っ恥をかかせてやった」という意識が働いたからなのでしょう。

記事にはこうあります。
「6回から登板した2番手のオリックス・西は、先頭打者を四球で歩かせたが、安打は許さず・・・」

明らかな間違いがあります。
「四球」ではありません、「死球」です。

ちなみに先頭打者というのは、マリナーズのロビンソン・カノ内野手のことです。
MLBでも屈指の好選手。
今回の米国選抜チームの目玉的な存在です。

この死球によってカノ選手は、
右足小指骨折で全治3、4週間、残り試合は欠場となりました。

あ〜あ、としか言いようがありません。

東スポのスポは、スポーツのスポです。

赤っ恥?
その言葉、そのままお返ししたい。

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