2017/07/23

本のセルフ・クッキングに挑戦



ヤマのようにある本を捨てることにした。

身辺整理。
部屋もすっきりだ。

一時はブックオフに売ろうか、Amazonで売ろうか、と考えたが、面倒くさいので止めた。
それに二束三文の値を付けられるのも腹立たしい。

捨てきれない本もあるので仕分けしてみたら3分の1ぐらい残ることになった。
しかしそれらも「いつ読みかえすんだ?」と自問すれば、我ながら首をかしげる。

別れた後の心残り、ああ、未練なのね・・・by ひばり

「中国人は『三国志』を人生で3回読むよ」と友人の王さんから聞かされたことがある。
青春期に1回、中年になって1回、晩年に1回。
確かに15〜20年おきぐらいに読み返すと、感じ方や理解度がまったく違って面白い。
すでに2回読んだ。
あと1回。
5年後ぐらいか。

しかし、全巻保存は場所をとる。
飾っておいてもいい本だが、ここは「泣いて馬謖を斬る」なのだ。

自炊することにした。
バラして、スキャニングして、PDFにすることを「本の自炊」という。
ショボい感じがするから「セルフ・クッキング」と言っておこう。

事務所の引っ越しの際に、書類整理用に購入したスキャナー。
これがようやく活躍することになった。

さて、どの本からスキャンしようかと再度仕分け作業。

また自問。
PDFにしたところで「いつ読みかえすんだ?」。

ということで、とりあえず5冊だけ、なんじゃそれ。

『クラウゼヴィッツの暗号文』
これ買ったの1984年だよ。

「ああ、未練なのね」じゃなくて、まだ読んでなかった〜。



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