身辺整理はムズカしい

「断捨離」っていう言葉がありますな。
整理術のキーワードとして使われている、あれです。

もともとはヨガの「断業」「捨行」「離行」という考え方の応用で、
要するに、モノに執着せず、身軽になりなさいという意味。

このところ悼む機会が多くて、遺品なるものを目の当たりにすると、
なんでこんなものを残したのかな〜と呆れることがしばしば。

特にコレクションなるもの。
あれは困りますね。
「どうすんのこれ」ってことで、結局遺族が目をつぶって捨てるしかないわけで、
大きなものの始末だとお金がかかり、さらにいい迷惑。

「飛ぶ鳥跡を濁さず」ってことが大事ですよ、明智くん

友人のＹ田くんが身軽になろうと、この週末、身辺整理にトライ。
まず手始めに、若いころの手紙の束を開いて読み出したところ、
そこで作業がストップ。
自分に整理はムリだと断念してしまいました。

もうひとりの友人Ｍ川くんは、
最初にかけたレコードに聞き入ってしまい作業がストップ。
こちらも断念してしまいました。

ボクは、といえば…

訪れる人をいつもギョッとさせ、あちこちから悪趣味だと叩かれながら、
30年以上も君臨してきたシカの剥製。

「もう所有者がいないのだから処分しよう」という声が噴出するなか、
「捨てちゃうと祟りが起こったりしない？」と懸念しているのが、

このボクです

※欲しい方がいましたら無償でさしあげます、ホント。いらんか？