1975年。
第16作:葛飾立志編。
このシーンで笑っちゃう人は相当な通だね
ボクが大滝秀治という役者を知ったのがこの作品。
後半の墓参りのシーンでは、
住職・大滝が論語を引用しつつ寅に学問の道を説きます。
「子いわく、朝(あした)に道を聞かば、夕に死すとも可なり」と。
修養の道がいかに大切であるか。
その道を朝に知ることが出来れば、
その日の夕に死んでも心残りはない・・・と。
ボクも寅と一緒に諭された気分でした。
このセリフ回しの住職・大滝の渋いことといったら・・・
ぜひ、本編でご覧ください。
感動した寅はとらやに戻っておいちゃんやおばちゃんにこう言います。
「明日、道を聞こうと思っていたけど、夕方、ころっと死んじゃった。
それほど、学問は大切なのよ」
ま、ボクの解釈もこの程度でしたね
名優・大滝秀治の冥福を心から祈ります。
⇩おまけ。
この16作のイントロの部分。
これだからボクは、柴又で試合があるとうれしくなっちゃうんだよね。
こんな雰囲気はもうないけれど・・・
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